こんにちは、ゆうきです。
こんな疑問に答えます。
✔️本記事の内容
- 退職代行業者と弁護士の違いがわかる
- あなたが弁護士に依頼したほうがいいかわかる
- 弁護士に依頼するメリット・デメリットがわかる
- おすすめの弁護士事務所がわかる
今回は退職代行を弁護士に依頼するメリットなどを解説します。
結論を言うと、退職代行業者に依頼するよりも弁護士に依頼した方が100%安全に、そして確実に退職することができます。
なぜなら、退職には法律に触れるところが多いので専門家である弁護士にお願いするほうができることが多いからです。
退職代行業者と弁護士の違いからおすすめの弁護士事務所までわかりやすく解説します。ぜひ、最後までご覧ください。
Contents
退職代行とは?

退職代行は『あなたに変わって勤め先に”退職の意思”を伝えてくれるサービス』です。
- 辞めたいけどなかなか言い出しづらい
- 退職の意思を受け入れてくれない
- 上司と顔を合わせるのがもうしんどい
あなたがこんな状況だった時に会社を辞めて新しく生活をスタートさせる手助けをしてくれます。
退職代行サービスは2018年から注目を集めはじめ、NHKやYahoo!ニュースにも取り上げられたことから世間に認知されはじめました。
仕事がツラく、今の状況からなかなか抜け出せない人の救世主として人気を集めています。
退職代行業者と弁護士の違いは?
弁護士を利用する最大のメリットは「会社と交渉ができる」という点です。
通常の退職代行業者ですと、あなたの退職の意思を伝えるのみで留まってしまいますが、弁護士を利用することで会社に理不尽なことを言われても交渉して闘うことができます。
基本的に退職は個人の自由が認められていますので、争いまでいくことは稀です。
しかし、すでに『給料を支払ってもらっていない…』などのトラブルがある場合は弁護士にお願いする方が良いですね( ・ω・)ゞ
(補足)非弁行為とは?
カンタンに言うと「弁護士資格のない人が依頼者(あなた)からお金を貰って会社と交渉をすること」です。
そのため、弁護士資格がない他の退職代行業者は「非弁行為にならない範囲で対応しています」とHPに大きく注意書きしているんですね。

非弁行為は弁護士法72条を破る法律違反なので罰せられてしまいます。弁護士ですと会社と交渉することは”合法”なので法律違反になってしまう心配がないということです( ・ω・)ゞ
「弁護士でない者は報酬を得る目的で法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない」
-弁護士法72条抜粋
弁護士に依頼した方がいい人

下記のような人になります。
- 会社に未払い給料の交渉をしたい人
- パワハラなどが原因で退職したい人
- 身体を壊してしまい、会社とのやりとりをする気力もない人
- 退職後の保険や年金の手続きも行ってほしい人 など
上記の通りです。
「会社となんらかの形で交渉しそうだな…」と思ったら、迷わずに弁護士事務所に依頼してください。
もっとも避けたいのが、退職代行業者にお願いした後に会社との交渉が必要になって、弁護士に依頼する必要が出てきてしまうことです。
繰り返しになりますが、退職代行業者では会社との交渉は行えません。弁護士のほうが退職に関しては幅広く行えるので、かゆいところまで手が伸びます。
(補足)交渉が必要かわからない場合
その場合は、退職代行業者のヒアリングを受けるのが良い方法です。
なぜなら、弁護士に依頼した方がよいかを教えてくれるからです。
退職代行業者は退職代行を実行する前に依頼者との打ち合わせを行います。その時に、あなたの状況を確認してきますので素直に話してみましょう。
具体例を出すと退職代行業者のニコイチでは弁護士に依頼をした方がよいかを事前のヒアリングで教えてくれます。
相談は無料なので気軽に連絡してみてください( ・ω・)ゞ

弁護士に依頼するメリット

多くのメリットがあります。
- 非弁行為のリスクがない
- 退職の書類手続き代行が可能である
- 残業代などの未払い賃金の対応が可能
- うつ病などによる労災の申請相談が可能
- 裁判になった場合、対応が可能
上記の通りです。法律関係のメリットが当たり前ですが多いですね。
①非弁行為のリスクがない
なんども繰り返しになりますが、非弁行為のリスクがないのは弁護士を選ぶもっとも重要なポイントです。
退職代行業者には行えない、会社との交渉を行えるというのはとても大きなメリットになります。
会社に理不尽なことを言われても弁護士が対応してくれるので問題ありません。
②退職の書類手続き代行が可能である
こちらも代行業者では行えない点です。書類の手続きは下記のようなものです。
- 国民健康保険
- 年金
- 雇用保険
上記の通り。なかなか自分ではわからないことだらけの手続きも弁護士に教えてもらったり、場合によっては代行も可能です。
③未払い賃金の対応が可能
こちらも退職代行業者では対応ができません。具体的には下記のようなものです。
- 残業代の未払い
- 給料の未払い
- 退職金の請求
上記の通り。退職後に必要なあなたのお金もきっちりと受け取ることが弁護士であれば可能になります。
④うつ病などによる労災の申請相談が可能
あなたが上司のパワハラなどで身体を壊して、会社を辞めざるを得なかった場合、労災の申請ができるときがあります。
しかし、労災の手続きは医師の診断書などを適切に準備しないと認められず複雑です。
弁護士であれば、こうした手続きもすべて任せることができます。労災を受けるための具体的なアドバイスももらえるので、依頼をする時に一緒に相談をすると良いでしょう。
⑤裁判になった場合、対応が可能
ほとんどありませんが、退職に伴い会社から裁判をかけられてしまう時があります。
だいたいは退職代行業者が退職に関して不必要なことまで行ってしまった(例:会社と交渉をしてしまったなど)時にあるようです。
しかし、言わずもがな弁護士は法律のプロですので裁判にも対応ができます。
最悪の場合を想定しても味方になってくれるのは心強いメリットです。
弁護士に依頼するデメリット

下記の通りです。
- 退職代行業者より費用がかかる
- 即日対応が難しい場合もある
①退職代行業者より費用がかかる
弁護士事務所に依頼する場合は、退職代行業者に依頼するよりも費用がかかってしまいます。
代行業者 | 料金 |
55,000円 | |
退職代行ニコイチ | 28,000円 |
退職代行SARABA | 29,800円 |
正社員:50,000円 パート・アルバイト:30,000円 |
上記の通り。
退職代行の相場は3万円 ~ 5万円ですが、弁護士に依頼する場合は5万円以上の費用がかかります。
(補足)オプション料金も覚えておく
弁護士事務所には会社との交渉を行って、成功した場合は『成功報酬』をオプション料金として付けています。
基本的には成功発生額の20%程度になりますが、依頼する弁護士事務所に確認しておくと良いですね。
具体例は下記のような感じです。
<例>未払い給料が10万円の場合
回収料金:10万円
成功報酬(弁護士事務所へ):2万円
あなたが受け取る金額:8万円
料金はどうしてもかかってしまいますが、安全への投資と考えるのが良いと思います( ・ω・)ゞ
②即日対応が難しい場合もある
弁護士に依頼するときは即日対応が難しい場合があります。
依頼して実行まで、少し時間をみる可能性があるんですね。
ここら辺は退職代行業者よりも動きが鈍ってしまう可能性もありますのでしっかりと確認しておきましょう。
おすすめの弁護士事務所

汐留パートナーズ法律事務所がおすすめです。
なぜなら、弁護士事務所なのに即日退職を謳っているからです。また、24時間LINEやメールで相談が受付可能なのも嬉しいポイントです。
料金は55,000円(基本料金)+オプション料金とお高めですが、安全に退職できますよ。
相談は無料なので気軽に連絡してみてください。
▼詳しく知りたい方▼

まとめ:退職代行を弁護士に依頼するメリット・デメリット

いかがでしたか?
今回は退職代行を弁護士に依頼するメリット・デメリットについてお話ししました。
あなたが会社で苦しんでいても泣き寝入りする必要はありません。
弁護士を使って、あしたのあなたをぜひ救ってください( ・ω・)ゞ